鉄道関係でよく使われているフォント

鉄道車両でフォントが使われている場所で代表的なところといえば、やっぱり側面の形式表記です。岡山電車区に所属してしている車両で使われているフォントを紹介します。

モリサワ 新ゴ
DTPでは業界標準になっているモリサワの新ゴですが、主に2種類使われています。
1)標準
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おそらく新ゴ Pro Rだと思われます。
223系のみで使われています。
2)太字
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おそらく新ゴ Pro Hだと思われます。
113系、115系に使われています。原則リニューアル車に使われていますが、一部非リニューアル車に使われています。

国鉄書体
新ゴ以外では国鉄書体が使われています。一般的には国鉄書体と呼ばれていますが、正確にはすみ丸角ゴシック体といいます。一応、鉄道掲示基準規程にてきちんと規定されているのですが、様々なバリエーションが存在します。手元に適当なフォントがなかったのでロールズプロジェクトの国鉄方向幕書体で代用します。
1)標準
非リニューアルの115系などで使われています。
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2)すみ角
213系限定で使われていますが、数字の端のすみだけがが角になっているフォントが使われています。ハイフンは新ゴが使われていると思われます。
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ざっとですがこんな感じです。
同じ国鉄書体でも後藤(GK)、吹田(ST)、網干(AB)、幡生(HB)の箇所でそれぞれ微妙にフォントが異なるので上に紹介した以外にもかなりのバリエーションが存在します。
車両に乗る際にちょっと確認してみるのもおもしろいかもしれません。